Research institute of Aeromedical Services

活動紹介

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1. 救急ヘリコプターへ搭載する医療機器、装備品の研究 

a.救急ヘリでは地上での救急自動車と違う振動や気圧の違いなどがあるが地上と同様の救急診断・処置を行えるような医療機器の選別を行う。 また、医薬品や備品類についても持ち運びが便利なものの選定を行う。(三菱航空宇宙研究所との協同研究)

b.ヘリコプター搭載用リッターの検証 阪急航空様が製作したリッターを使用して搬送を想定した実証実験を行う.飛行中のリッターに寝ている患者への振動や搬入、搬出時の行い易さの検証を行う。

 

2.ヘリポート建設のコンサルテーション

a.田附興風会北野病院の屋上ヘリポートの申請を航空局に行う為のコンサルテーションを行う。大阪市消防本部の防災用ヘリを申請用ヘリとして使用し屋上ヘリポートへの発着を実施しヘリポートとしての認定を取得。

b.徳島県美馬市のホウエツ病院に病院用ヘリポートの建設を行うコンサルテーションを行う。第一弾は、日中のみのヘリポートとして運用を開始。第二段は、夜間照明を装備し24時間運用可能なヘリポートとする。

c.徳島市民病院に屋上ヘリポートを建設するコンサルテーションを実施。

 

3.救急ヘリコプターを広めるための啓蒙活動

a.医療関係者、消防防災関係者に対して救急ヘリについての講習会を実施
・大阪池田市の消防本部隊員に対して救急ヘリについて講演。

・徳島県美馬市のホウエツ病院にて消防所隊員、徳島県職員、徳島県医師会等に対して大規模災害時のヘリの活用について講演。

・徳島日赤病院にて病院ヘリポートの活用方法について講演。

b.公共機関への働きかけ

・総務省消防庁に対して民間ヘリコプターを災害時に使用する案を提案。

・和歌山県、徳島県、三重県の防災局に対して大規模災害に備えたヘリポート建設の提案。

・国会議員に対して普及活動の理解を得るためにプレゼンテーション実施。

c.市民に対しての啓蒙活動

・地域住民に対し救急ヘリについての講習会を実施(数回実施)

・ヘリポート設置の周辺住民にヘリコプターに搭乗して頂き安全性を理解して頂く。(徳島県美馬市にて実施(2回実施))

d.教育機関との連携

・四国四県の防災研究に携わっている教授にヘリコプターに搭乗して頂き上空から徳島市、阿南市の危険地域を検証してただく(徳島大学、香川大学、高知大学、愛媛大学)

・徳島大学大学院防災研究センターとの情報交換

 

4.津波対策避難施設の設計

a.沿岸部にて津波から逃れるための施設を建設し、屋上にヘリコプターも離着陸出来る施設を設計し特許を申請する。

b.病院、公共施設、民間企業に対して当施設の提案を実施。

 

5.防災訓練の企画と実施

a.徳島県美馬市のホウエツ病院にて大規模災害が発生した場面を想定して防災訓練を企画し地元の消防と連携して訓練を実施。同病院にて2回実施。

b.大規模津波防災総合防災訓練(全国)の徳島県阿南市会場の訓練に参画。
阪急航空様のヘリコプターを使用し大阪北野病院から医師、看護師数名を搭乗し徳島県からの要請で途中で傷病者をピックアップし阿南市へ搬送

 

6.病院ネットワークの構築

以下の病院に対してネットワークへの参画を依頼
・田附興風会北野病院、ホウエツ病院、泉佐野救命救急センター、和歌山日赤病院、和歌山県立医大、徳島中央病院、徳島日赤病院、 徳島市民病院

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